記事更新日:2026年08月25日
記事公開日:2026年08月25日
収益構造のスライドは、「この会社はどこから、いくら稼いでいるのか」を1枚で答える資料です。ただ、ひとくちに収益構造といっても、売上を式に分解するのか、円グラフで内訳を見せるのか、時間とともに積み上がる様子を描くのかで、伝わる中身はまったく変わります。
この記事では、実際に公開されているIR資料・会社紹介資料の中から、収益構造のデザインが優れているスライドを14枚選び、5つの図版タイプに分けて紹介します。自分が説明したい収益がどのタイプに当てはまるかを先に決めてから読み進めると、そのまま作図の下敷きになります。
「もっと収益構造のスライドを見たい!」という方は、収益構造のスライドデザイン一覧もご覧ください。
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作り始める前に、この2つの整理をしておくと迷いが減ります。
ビジネスモデルのスライドは「登場人物と関係」を描くものです。誰と誰の間に自社が立ち、何を提供して何を受け取るのか。主役は矢印と箱で、金額は出てこないことも多くあります。作り方はビジネスモデルのスライドデザイン12選で型ごとに解説しているので、商流そのものを1枚で説明したい場合はそちらを参照してください。
対して収益構造のスライドは「金額と時間」を描くものです。そのやり取りの結果、自社にいくら入るのか、何と何の掛け算で決まるのか、時間とともにどう積み上がり、費用を引いた後どこまで残るのか。数字が主役になります。
同じ事業でも、投資家向けの資料では両方を並べて出すのが一般的です。1枚に詰め込もうとして失敗するくらいなら、商流の図と収益の図は分けてしまったほうが、どちらも読めるものになります。
今回集めた14枚を並べてみると、収益構造の図はおおよそ5つの型に整理できました。どれが優れているという話ではなく、説明したいことが「割合」なのか「変数」なのか「時間」なのかで向き不向きがあるという関係です。
| 型 | 得意なこと | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 因数分解型 | 売上がどの変数の足し算・掛け算で決まるかを示す | IR・投資家向け。「どこを伸ばすと業績が伸びるか」を説明する場面 |
| 構成比型 | どの事業・販路がどれだけ稼いでいるかを面積で示す | 会社紹介・決算説明。複数事業を持つ会社の全体像を最初に見せる場面 |
| フロー/ストック対比型 | 収益の「質」を2種類に描き分ける | 売り切りとサブスクが混在する事業。収益の安定性を説明する場面 |
| 時系列積み上げ型 | 1顧客・1契約の収益が時間とともにどう積み上がるかを示す | SaaS・リース・保守など、契約期間にわたって回収する事業 |
| ウォーターフォール型 | 売上から利益まで、どこでいくら減るかを示す | 決算説明・コスト構造の説明。利益率の理由を説明する場面 |
自分が説明したい収益がどれに当てはまるか決めてから、その型のセクションを読んでみてください。
売上や利益を「◯+◯」「◯×◯」の式に開いて見せる型です。数字がどの変数で決まっているかが式の形で伝わるため、「では、どこを伸ばすのか」という次の話にそのままつながります。投資家向けの資料で最もよく使われる型です。

引用元:https://f.irbank.net/pdf/20250630/140120250630504783.pdf
ZUUの収益構造スライドです。因数分解型の教科書と言っていい一枚で、まずこの形を押さえておけば応用が利きます。上段で「売上=送客・広告+金融・不動産DX+有料会員」と足し算で全体を3つに割り、そのうち送客・広告の箱だけを赤い点線で囲みます。そこから下向きの矢印が伸びて、下段で「売上=Organic UU × CVR × 受注率 × 顧客単価」と掛け算に開かれます。足し算で分けてから、そのうちの1本だけを掛け算で深掘りする二段構えです。上段の箱は濃紺のグラデーション、下段は白地に細い枠線と、段が変わったことが塗りで分かるようになっています。下段の各項目には赤い点と引き出し線がついていて、「検索経路の流入ユーザー数。SEO対策、E-A-Tを意識したコンテンツ制作等を実施」のように、それが何を指す数字なのかが2〜3行で説明されています。

引用元:https://f.irbank.net/pdf/20260331/140120260331594348.pdf
スペースマーケットの収益構造スライドです。同じ因数分解でも、こちらは現場のKPIと財務諸表の項目を上下2段に分け、GMVという言葉で橋渡しする構成をとっています。上段は「月間利用スペース数合計 × 月間GMV/SP = GMV」。その答えであるGMVが、下段の「全社総取扱高」の一番上の箱としてもう一度登場し、そこから売上総利益、販管費を引いて営業損益まで下ります。日々追いかけているKPIが、決算書のどの行につながるのかが1枚で追えます。注目したいのは配色で、箱はすべて塗りなしの白地に緑の枠線だけ。要素が12個以上あるのに画面が重くなりません。乗算記号の位置に置かれた「全社総取扱高に対する売上総利益率」だけが円形で、そこから点線の矢印が伸びています。四角い箱の列に円をひとつ混ぜることで、そこだけ性質の違う項目(率)だと分かります。

引用元:https://f.irbank.net/pdf/20260213/140120260212557890.pdf
PRONIの収益構造スライドです。前の2枚が「売上がどう決まるか」で止まっているのに対し、こちらは式の下に打ち手をぶら下げて、収益構造をそのまま戦略の説明に変えているのが特徴です。最上段にグレーの大きな箱で「利益 = 売上 − 費用」という会計の恒等式を置き、そこから売上の下に「受注企業ARPU × 課金受注企業数」を吊るします。さらにその下に事業戦略・AI戦略の2つの帯があり、それぞれの変数を伸ばす施策が並びます。うまいのは番号の使い方で、見出しの「①受注企業ARPU拡大 ②課金受注企業数拡大 ③AIによる成長加速」の丸数字が、式の該当箇所と施策の両方に打たれています。赤い上向きの矢印が変数の箱と費用の箱に添えられ、どちらの方向に動かしたいのかも図の中で示されています。
円グラフやドーナツグラフで、売上がどの事業・どの販路から来ているのかを面積で示す型です。複数事業を持つ会社が「まず全体像を」と最初に出す1枚として定番で、読み手は数字を読まなくても主力事業が分かります。

引用元:https://speakerdeck.com/nec_recruiting/kiyariacai-yong-nechui-she-shao-jie-zi-liao
NECの収益構造スライドです。構成比型の基本形がそのまま出ている一枚で、中央にドーナツグラフ、左右にグレーの角丸カードという配置です。特筆したいのはドーナツの穴の使い方で、中心の空白に「売上収益 3兆4,234億円」「調整後営業利益 2,872億円」が青文字で入っています。円グラフの中心は放っておくと余白になりますが、ここに合計値を入れると、割合と総額が視線を動かさずに読めます。役割分担も明確で、円が担うのは72%・24%・4%という割合だけ、実額は左右のカードに逃がしています。色は緑・黄・グレーの3色のみで、「その他」がグレーに固定されているため、主力の2事業が自然に浮かびます。72%だけがドーナツの帯の上に白抜きで置かれているのも、主力を目立たせる細かい工夫です。

引用元:https://f.irbank.net/pdf/20260326/140120260326589429.pdf
バルコスの収益構造スライドです。同じ円グラフでも、こちらは一番大きいセグメントだけを切り離して置く手法をとっています。「EC 約28.3億」のスライスが円から少し離れて右側に大きく構え、残りの販路(店舗・コールセンター・卸・広告収入・メディア事業・その他)が左半分に集まる形です。半分以上がECであることが、数字を読む前に配置で伝わります。ラベルにパーセントではなく実額を直接書いているのも判断で、金額のスケール感まで一度に届きます。全体は明朝体・パステルの淡い配色・ベージュの外枠で統一され、IR資料の中では珍しく落ち着いた印象です。小さいセグメントは引き出し線で外に出し、円の外側に横書きで並べているため、細いスライスでもラベルが潰れていません。

引用元:https://f.irbank.net/pdf/20260325/140120260325589039.pdf
フツパーの収益構造スライドです。画面を左右で背景色ごと分け、左3分の2をグレーの図版エリア、右3分の1を白の解説エリアにしています。枠線を引かずに背景色だけで領域を切るやり方で、区切りははっきりしているのに線が増えません。ドーナツの外側のラベルにサービスのロゴをそのまま置いているのも特徴で、「メキキバイト 画像認識AIサービス 72.6%」のようにロゴと説明と数字がひとまとまりになっています。凡例を別に作って読み手に照合させる手間がありません。配色は主力のオレンジ2階調に、新規商材のスキルパズルだけが青。同系色で並べた中に1つだけ別の色を置くことで、2.9%という小さいスライスがきちんと目に入ります。中心には「1,256百万円」がオレンジの太字で置かれています。
売り切りの収益(フロー)と継続課金の収益(ストック)を左右に分けて描く型です。金額の大小ではなく収益の「質」が主題になるため、「売上は伸びているが、その中身は安定しているのか」という投資家の問いに直接答えられます。ここは商流の図と紙一重の領域なので、矢印と登場人物のほうを主役にしたい場合はビジネスモデルのスライドデザイン12選の型も見比べてみてください。

引用元:https://f.irbank.net/pdf/20260331/140120260331594346.pdf
ブロードエンタープライズの収益構造スライドです。この型の最もシンプルな形で、左をピンク、右をブルーに固定した完全な左右対称になっています。上に角丸のピルで事業名、その下に製品名の横並び、中央に「当社→顧客」の矢印図、一番下に結論という4段構成が両側でそろっています。違いを担っているのは矢印の向きだけで、左は当社から顧客へ向かう太いピンクの一方通行(機器・内装の販売、施工)、右は当社から顧客へサービスが行き、顧客から当社へ通信料・メンテナンス料が戻る往復になっています。一方通行なら一度きり、往復なら毎月続く。この違いが図形だけで伝わります。そして一番下に「一括で売上を計上するフロー収益モデル」「継続で売上を計上するストック収益モデル」と大きな文字で結論が置かれ、読み手の解釈を待たずに言い切っています。

引用元:https://f.irbank.net/pdf/20260331/140120260331594044.pdf
GMOメディアの収益構造スライドです。左右2分割という骨格は前の一枚と同じですが、中央に太い曲線の矢印を2本、上下に向かい合わせて置いている点が違います。フロー収益(集客・マッチング)とストック収益(運営DX・管理支援)が独立した別事業ではなく、集客で獲得した事業者を管理支援に送り、そこで深く入り込むことでLTVが伸びるという循環が、この2本の矢印だけで表現されています。2つの収益に相乗効果があるなら、並べるだけでなくつなぐ、という判断です。配色は左が濃紺、右が水色と、同系色の濃淡でまとめられています。異なる色相を当てると2つが対立して見えますが、濃淡なら地続きの関係に見えます。ストック側には「月額固定費」と課金名目が明記され、その下に予約管理・お客様データベース・決済・分析ツールの円形アイコンが4つ並び、何にお金を払っているのかまで具体化されています。
横軸に時間を取り、収益が年を追ってどう積み上がるかを描く型です。1年の断面では小さく見える収益も、5年10年と重ねると別の絵になります。SaaS・リース・保守など、契約期間にわたって回収するモデルの説明に向いています。

引用元:https://f.irbank.net/pdf/20260331/140120260331594011.pdf
ナイルの収益構造スライドです。この型の基本形として押さえておきたい一枚で、横に1本の時間軸を通し、その上下に「顧客に何が起きているか」と「自社にいくら入るか」を積んでいます。上には新規顧客獲得→契約開始→契約中→満了→新しい車に乗り換え→契約中というシェブロン(矢羽根)の列。下には緑の「スポット収益」と薄黄の「月額収益」の帯。色が種類ごとに固定されているので、乗り換えのタイミングで緑がもう一度大きく立つことが一目で分かります。そして左下、時間軸より下の位置にグレーの箱で「顧客獲得の広告宣伝費」が置かれ、そこから赤い矢印が上に折れ曲がって初年度のスポット収益へ向かい、「初年度で広告投資を回収」と書かれています。先に出ていくお金を軸の下、入ってくるお金を軸の上に置くだけで、回収という言葉が図として成立しています。

引用元:https://f.irbank.net/pdf/20260327/140120260327591314.pdf
網屋の収益構造スライドです。従来と今後の収益モデルを、2×2のマス目で比較しているのがこの一枚の設計です。左列が「従来」、右列が「今後」、上段が「販売モデル」(1顧客あたりの年ごとの単価)、下段が「年間売上」(積み上がった全社のARR)。上段では、従来のライセンス300万円+保守30万円×4年に対し、今後はサブスク200万円×5年と棒が並び、5年間のストックが150万円から1,000万円になることが棒の高さで見えます。下段では同じ構造が全社のARRとして6億円から60億円に置き換わります。単価の話と累計の話が上下に分かれているので、「1件あたりこうなる、だから全社ではこうなる」という順序で読めます。左右の間は中央を横断する矢印形の帯(従来→今後)で仕切られ、右端には「従来比10倍」の数字が縦のグラデーション帯とともに置かれています。色は深緑1色とグレーだけです。

引用元:https://f.irbank.net/pdf/20260325/140120260325588223.pdf
情報戦略テクノロジーの収益構造スライドです。ストック型の収益を証明する方法として、これ以上ないやり方をしています。積み上げ面グラフなのですが、層を分ける軸が事業でも商品でもなく「顧客を獲得した年度」です。一番下が2016年以前に獲得した顧客、その上に2017年、2018年……と重なり、最新の2025年が一番上。9年前に獲得した顧客の層が今も一番下で厚みを保ったままなので、「リピート率が高い」という主張を、言葉ではなくグラフの形そのものが裏づけています。資料本文の「売上高がミルフィーユ状に重なっていく事業モデル」という表現がそのまま絵になっています。配色は古い層ほど淡いグレー、新しいほど濃いグレーで、最新の2025年だけがオレンジ。年度の新旧が明度の順で並ぶため、凡例を見なくても層の順序が分かります。合計値は白丸付きの折れ線と数字(1,802→6,855)で上に重ねてあります。
売上高を左端に置き、原価・人件費・販管費と引かれていって、右端に利益が残る。滝のように段が下がっていくことからウォーターフォール図と呼ばれます。「なぜこの利益率なのか」を1枚で説明できる唯一の型と言ってよく、決算説明資料では定番です。

引用元:https://f.irbank.net/pdf/20250627/140120250623596005.pdf
ASNOVAの収益構造スライドです。ウォーターフォール型の教科書にあたる一枚で、売上高4,266から売上原価−3,258、人件費−330、支払手数料−224、M&A関連費−132、その他販管費及び一般管理費−271を引いて、営業利益48にたどり着きます。箱は基本的に塗らず、細い枠線だけ。そのうえで、売上原価の箱の中の上部だけが薄いオレンジで塗られ、「売上原価のうち、1,816百万円が足場機材および機材センターの減価償却費」という引き出し線がついています。塗りを1か所に限定することで、この資料が最も見せたい「原価の大半は減価償却」というメッセージがそこに集まります。左端には赤い両矢印が縦に引かれ「売上総利益 1,007」。ウォーターフォール図は途中の小計が箱として現れないという弱点がありますが、矢印で高さとして示すことで補われています。営業利益48も赤い数字で、始点の4,266と同じ色に揃えてあります。

引用元:https://f.irbank.net/pdf/20260402/140120260331594246.pdf
ビタブリッドジャパンの収益構造スライドです。同じウォーターフォールでも、こちらは赤1色の濃淡だけで組まれています。左端の売上高が最も濃いベタ塗りの赤、そこから右へ原価・販売連動費・ブランドマネジメント費・その他販管費・営業利益と続き、費用はすべて淡いピンク。色相を増やさないので、どれだけ項目が並んでも1つのグラフとして見えます。うまいのは吹き出しの使い方で、赤い円形の吹き出しに「決済手数料 物流費用など」「人件費 地代家賃など」と中身が書かれ、大きい箱には直接「※研究開発 ※D2C店舗運営 ※お客様対応 ※販促 ※CRM」と5行で内訳が入っています。金額の大きい費用ほど説明が厚くなっています。そしてもう一段の工夫が右端で、営業利益とは別に「新規商品研究開発」の箱が点線で同じ高さに並べられ、「将来への投資」と注記されています。費用の列から外に出して同じ高さに置くことで、これはコストではなく投資だという主張が図の構造として表れています。

SQUEEZEの収益構造スライドです。滝ではなく100%の高さにそろえた積み上げ棒を2本、自社と業界標準で並べる形をとっています。左が「中規模な宿泊特化型ホテル」でGOPマージン約35〜40%、右が「SQUEEZEフル支援ホテル」で70%超。上からOTA費用・人件費・清掃費・その他費用と積み、残りが利益です。両方の棒が同じ高さなので、利益の面積の差がそのまま優位性の説明になります。費用の層はすべてグレーの濃淡に落とし、利益にだけ色(左は濃紺、右は水色)を与えているため、視線は自然に利益の面積へ向かいます。そして2本の棒の間には、対応する層の境界どうしをつなぐ細い点線が引かれています。人件費と清掃費の帯がどれだけ縮んだのかを、目で追って比較できます。右側には4つの費用それぞれについて削減方法が書かれ、面積の差の理由まで1枚に収まっています。
ビジネスモデルは「誰と誰の間で何がやり取りされるか」という登場人物と関係の話、収益構造は「その結果、自社にいくら入り、どう積み上がり、費用を引いた後どこまで残るか」という金額と時間の話です。図で言えば、前者の主役は矢印と箱、後者の主役は数字とグラフになります。商流そのものを1枚で説明したい場合はビジネスモデルのスライドデザイン12選で型ごとに解説しているので、あわせてご覧ください。
読み手に何を持ち帰ってほしいかで決まります。「どこを伸ばすと業績が伸びるか」を議論したいなら因数分解型、「主力事業はどれか」を最初に伝えたいなら構成比型、「売上の安定性」を示したいならフロー/ストック対比型、「1件の契約が何年でいくらになるか」を説明したいなら時系列積み上げ型、「なぜこの利益率なのか」を答えたいならウォーターフォール型です。迷ったときは、そのスライドを見た人に次に何を質問してほしいかを考えると絞れます。
2つまでなら成立します。今回紹介した中では、ZUUが足し算と掛け算を上下2段に、スペースマーケットがKPIと財務を上下2段に、網屋が単価と累計を上下2段に分けていました。共通しているのは上下に段を分け、同じ言葉や数字を両方に登場させて橋渡ししている点です。逆に、段を分けずに同じ平面へ2種類の図を置くと、どちらから読むべきかが分からなくなります。3つ以上になったら、スライドを分けたほうが早いです。
実額を伏せても、構造は描けます。パーセント(構成比型)、単価×件数の変数名だけ(因数分解型)、色分けした帯の相対的な長さ(フロー/ストック対比型)はいずれも実額なしで成立します。今回のGMOメディアやブロードエンタープライズのスライドには、具体的な金額が一切出てきません。それでも収益の性質は十分に伝わっています。採用資料や会社紹介資料のように金額を出しにくい場面では、この3つの型から選ぶのが現実的です。
今回は「収益構造」の高品質なスライドを14つ紹介しました。因数分解型・構成比型・フロー/ストック対比型・時系列積み上げ型・ウォーターフォール型の5つのうち、自分が説明したい収益に合う型を1つ決めてから描き始めると、白紙の前で止まる時間が大きく減ります。
まだもう少し別のデザインを見たい!という方は、収益構造のスライドデザイン一覧もご覧ください。
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